2017-07-15

午前のバイトに間に合うようにかなり無理をして起きたのだけれど、携帯を見ると当日キャンセルの連絡が入っていた。二度寝しようにも暑くて眠れず、何かしようにも身体が怠かったので、ベッドに寝転がったままなんとなくスマホをいじってダラダラ過ごした。この日授業に行く予定だった生徒がハマっているというYouTuberの動画をいくつか見てみた。コーラ風呂に入ってみただとか、いろんな飲み物を混ぜて飲むだとか、どれも馬鹿みたいに思えるようなそんな動画ばかりで、もちろんそんな動画ばかりであることは知っていたのだけれど、改めてそれらを見ていると、多くの子どもたちがこれに夢中になっていることよりも、子どもたちに見せるために大人がそんなことをしているということに呆れてしまうのだった。

家にいても何も出来ない気がしたので、昼前に大学に向かい、図書館で勉強をすることにした。試験直前にも関わらず図書館で勉強している人は少なく、節電のために図書館の空調が停止することもなくて、比較的居心地のいい日だった。

夕方頃、休憩も兼ねて中庭でアイスを食べていると、しばらく会っていないクラスの友人を見つけた。彼はスマホを見ながら静かにベンチに座っていたが、声を掛けると途端に陽気になって喋り始めた。彼がそんな風に明るく振る舞うのは、クラスでもあまり人と交わってこなかったぼくへの配慮かもしれなかったし、あるいは話す人に気まずさを感じさせない彼の優しさなのかもしれなかった。

近くのスーパーで出来合いの惣菜を買って家に帰り、なんとなく毎週録画していたバラエティ番組を見ながら夕食を食べた。

近頃はテレビを見ること自体が少なくなっていて、バラエティ番組を観るのも久しぶりだったけれど、それら番組のあまりのつまらなさに驚いた。そのつまらなさは、脚本があるのにいかにも自然に振舞おうとするだとか、冷静に考えればあり得ないような誇張に溢れたエピソードを披露したりだとか、大して面白くもないギャグにも過剰に反応するだとか、そんな至る所に充ち満ちる白々しさのようなところから来ていて、画面の中で繰り広げられるそんな芝居に、テレビの前のぼくは鼻白んでしまった。学歴もプライドも高いたくさんの大人たちが真面目に仕事をしているはずなのに、どうしてこのような事態になるのだろうと思った。

夕食が済むとすぐにテレビを消して、シャワーを浴びた。そのあと、いくつかやることを済ませてからベッドに入ったが、この日はなかなか寝付けなかった。